9/27 ドキュメンタリー映画「哲学への権利——国際哲学コレージュの軌跡」完成記念上映会

(Le droit à la philosophie: les traces du Collège international de Philosophie)

哲学への権利について、人文学の未来について、私たちは何を信じることを許されているのか?

1983年、ジャック・デリダらが脱構築の論理をもとにパリに創設した国際哲学コレージュをめぐる初のドキュメンタリー映画。この研究教育機関の独創性を例として、本作品では、収益性や効率性が追求される現在のグローバル資本主義下において、哲学や人文学の可能性をいかなる「現場」として構想しうるのかが問われる。監督・西山雄二が歴代の議長を含む関係者7名へのインタヴューを通じて哲学の現在形と未来形を描き出す。アメリカ各地での上映+討論会のスライド写真を交えた監督によるトークを映画上映後に開催。

日時:2009年9月27日(日) 開場16:30 開演17:00 上演後、監督によるトークあり
会場:渋谷「UPLINK FACTORY」(Bunkamuraより徒歩3分)
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階
Tel.03-6825-5502 / 地図 http://www.uplink.co.jp/factory
料金:1,800円(1ドリンク付/メール予約可)


予約希望の方は(1)お名前、(2)人数[[一度のご予約で3名様まで]、(3)住所、(4)電話番号を明記の上、件名を「予約/『哲学への権利』上映会」として、factory@uplink.co.jp まで

出演:ミシェル・ドゥギー、フランソワ・ヌーデルマン、ブリュノ・クレマン、カトリーヌ・マラブー、フランシスコ・ナイシュタット、ジゼル・ベルクマン、ボヤン・マンチェフ
音楽:matryoshka (Novel Sounds) http://www.matryoshka.jp
監督:西山雄二
上映時間:95分 フランス語(日本語字幕付)
助成:文部科学省研究費補助金若手B課題番号20720002
後援:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」