2/23 宝塚歌劇におけるフランスイメージの生成―『モン・パリ』から『ベルばら』まで(日仏会館)

フランス文化講演シリーズ第246回

日時:2010年2月23日(火)18:00(17:30開場)
場所:日仏会館ホール(恵比寿駅10分)
参加費:一般1,000円、学生500円、日仏会館会員無料
定員120名

講師:北村卓氏(大阪大学大学院言語文化研究科教授)


近代以降の日本において、フランスのイメージがどのような歴史的経緯を経て形作られ、今日に至っているかを考えるとき、フランスの文学、芸術、映画、シャンソンなどと並んで、宝塚歌劇が果たしてきた役割は大きい。宝塚歌劇は『モン・パリ』から『ベルサイユのばら』に至るまで、一般の日本人が抱くフランスのステレオタイプ的なイメージ(麗しの国フランス、花の都パリ)を一貫して強化し続けてきたともいえる。本講演では、宝塚歌劇の歴史をたどりつつ、日本の文化的土壌を背景に「フランスのイメージ」がいかに生み出され、どのような変容を加えられてきたのかについて、映像もまじえながら論じたい。


お問合せ:日仏会館
http://www.mfjtokyo.or.jp/