12/19 シャンタル・トマ氏講演会「歴史小説に関する考察」(関西学院大学)

フランスのフェミナ賞受賞作家による歴史小説についての講演会


日時:12月19日(金)15:10〜16 :40(4時限)
場所:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 図書館ホール
http://www.kwansei.ac.jp/Contents?cnid=3334


シャンタル・トマ Chantal Thomas(作家/国立科学研究所教授)
歴史小説に関する考察
※ 通訳あり


主催:言語教育研究センター、大学院言語コミュニケーション文化研究科
共催:文学部フランス文学フランス語学専修
協賛:日本フランス語フランス文学会関西支部
お問い合せ: 関西学院大学 言語教育研究センター (0798-54-6131)


18世紀フランス文学を専門としている。とりわけサドやカサノヴァについての著作が多く、フランス革命マリー・アントワネットにも造詣が深い。最近、サドに関する『ナポリの旅』(Sade, Voyage à Naples, payot & Rivages, 2008)を出版。また、リヨンの18世紀についての共同研究ではアンシアン・レジーム下における新聞・雑誌の分析で大きな成果をあげている。他方、小説や演劇作品も手がけ、2002年に小説『王妃に別れをつげて』(Les Adieux à la reine, Seuil, 2002)でフェミナ賞を受賞、また戯曲『朗読役補佐』(La Lectrice adjointe, Mercure de France, 2003)や小説『思い出のカフェ』(Café de la mémoire, Seuil, 2008)などがある。翻訳されているものとして、『王妃に別れをつげて』(白水社、2004年)のほか、『サド侯爵 新たなる肖像』(三交社、2006年)がある。